出社した。
何カ月ぶりだろうか。
とりあえず、今年初だった。
借りていたものを返し、受け取るものを受け取り、提出するものを提出した。
出社すると、仕事が進む。 ストレスない速度でインターネットが使える、というのもあるが、 周囲の目があるのでサボれないし、知り合いが誰も出社していないので一切声をかけられない、というのもある。 出社して働くことのメリットの一つに、雑談が生まれやすいことが挙げられると思うのだが、知り合いが誰も出社していないのでこれは当てはまらない。 家にいるとついついサボってしまうこともあるのだが、出社していても雑談になると仕事をしていないことになるので変わらないのでは、と思った。 一人でサボるか、みんなでサボるか、の違いで。 みんなでサボると何かが生み出される、とされているので、一人でサボるのは分が悪い。
出社すると疲れる。 通勤が疲れるし、休みなく働くので疲れる。
出社すると、いろいろな話が聞こえてくる。 大抵は、知らなくてもよいゴシップであることが多い。
このご時世、基本的に出社していてもオンラインミーティングなのだが、 ピンポイントでミーティングが入る人は会議室を使うが、 ずっとミーティングしている人は会議室を使わない傾向にあるようだ。 そこまでずっと話す必要があるのなら、出社しない方がよいのでは、と思うのだが、いろいろあるのだろう。 家で仕事ができないか、出社しなければならないか。
家で仕事ができないのは、家を離れられている時点で子供の世話をしないといけない、とかではなさそうなので、 家が狭い、とかなのだろうか。 十分な給料をもらっていると思うので、まともな家に引っ越した方がいいのではないか、とかいろいろ考えてしまう。 十分な給料をもらっていない、ということも考えられるが。
いろいろな刺激があるので、家に閉じこもっているのはあまりよくないな、と思った。
