- 作者: カル・ニューポート
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/12/12
- メディア: Kindle版
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Rebuild で紹介される前に higepon さんのツイートを見て買って読んだ.
現代は,気を散らされることは増えたが,同時に学ぶべきことも増えている. いかにshallow work に費やす時間を減らし,deep work に費やす時間を増やすかが,生き残る術である,みたいな感じだった.
確かに,気づいたら shallow work をしている気がする. メールのチェックとか,RSS feed のチェックとか,Twitter とか,はてブのチェックとか. ちなみに.Facebook は見ても特に面白くないので,いつからか見なくなった. messenger だけ使って,アプリはインストールしていない.
読み終わって,スマホとタブレットからtwitter とHBfav とfeedlyを消した. なくても特に困らなかったけど,世の中の流れについていけなくなる気がしたので,3日ぐらいしてからtwitter とHBFavは入れ直した. チェックする頻度は減って,日中はほぼ見なくなった.
この本読んで,SNS見る時間をコントロールするようになった,って人は多いと思うけど,本当にdeep work を集中してできるようになった,って人は少ないと思う. deep work に費やす時間は増えても,フロー状態でやれているかっていうと微妙. というか,仕事の時間が100あったとしても,100全部仕事しているかと言われるとそれは違って,SNSチェックしたり,同僚と駄弁ったりしている時間が下手したら半分ぐらいあったのが,仕事をしている時間が増えたという状態. ここからさらに進むには,やるべきタスクを事前に整理したり,ポモドーロしたり,そういう技術が必要なのだと思う.
deep work の時間をとりあえず確保する派と,時間が空いたらdeep work する派とが出てきていたけど,前者はこの本に出てきた考え方と似ている.
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
- 作者: ポール.J・シルヴィア,高橋さきの
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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