金魚亭日常

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R Markdown Notebook を試した

最近Rを使うときはJupyter notebook ばかりでRStudioを開くことがほとんどなくなっていたのだけれど,どうやらRStudioに(RMarkdownに)Notebookモードが入るらしい.

www.r-bloggers.com

この記事だと,daily build を入れて rmarkdown を githubからインストールする,って書いているけど,Preview版(0.99.1197)を入れるだけで使えた.

  • RStudio上では出力がインラインで表示されて,プレビューすると *.nb.html が作られる.
  • *.Rmd にはソースコードのみ.出力は記録されない.
  • 同じファイルを開いたときは,出力結果が残る.ただし,リネームしたり移動したりすると消える.
  • *.nb.html からソースの *.Rmd を復元できる(日本語は文字化けしていた)
  • Notebook 間で環境が独立していない(他のNotebookで作った変数にアクセスできる)

てな感じだった. プレゼンのデモでは,Pythonを実行したりしていた.

今までのRMarkdownよりは使いやすくなったと思うが,個人的には Jupyter の方が単純で使いやすいと思った. RStudioからRを使うのは非常に楽で,セットアップも簡単なので,RStudioユーザーにはおすすめだと思う.

最近『Rによるやさしい統計学』を読んでいるので,比べてみた(Jupyter はHTMLに変換).